予備リソースを用意すること

スケジュールを組む時、もてるリソースを全て動員し、時にはマネージャー自身までそれに入れてスケジュールを組むのが普通です。余っているリソースがあれば、監査担当(たいていは顧客や上司)から「なんだこれは!」と激しい突っ込みを喰らうのも、これまた普通です。
しかし、あえて特定のモノにアサインしない「予備」を用意しておくべきです-それは決してマネージャー自身ではない「誰か」です。
実装であれば、最も経験のあるプログラマ-要するに、最も使える、頼りになる人を「予備」として脇によけておくのです。
例えば、実装で遅れが出た場合、タダでさえカツカツのスケジュールに対して遅れている訳なので、リカバリには通常の何倍もの生産性が必要な訳です。確かにスケジュールを引く時の「定石」としてバッファを取ってあるわけですが、ヤバイ時というのは、そのバッファすら食いつぶしているのが普通です。したがって、最も「仕事が早くて確かな(手戻りの少ない)」人を持ってリカバリに当たらなければいけません。そのリカバリに当たる人さえ、初手からイッパイイッパイだったら?打つ手がありません。
そう言うわけで、プロジェクトには「予備」-聞こえが悪ければ「遊撃」-を用意しておくべきなのです。普段は他のメンバーのサポートや調査その他モロモロ、一見すると「何もしてねぇんじゃね?」的な場所に下がっていながら、いざとなると力一杯火を消しに掛かる-そんなリソースを用意しておくべきなのです。
そして、それが「予備」であることを監査担当にわからせないように、突っ込ませないようにする-それもマネージャーの仕事のうちです。

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